ドレス作りに必要なものについてメモをしてみました。これから揃えるときのご参考になれば幸いです。

ミシン

ミシン

今お使いのミシンがあるなら、そのまま、手になじんだミシンを使いましょう。直線縫いが調子よければベストです。ウェディングドレス自体は、何度も洗濯機で洗う服ではないので、ほつれ止めミシンも直線縫いの端ミシンで大丈夫なくらいです。もちろん、ロックミシンやジグザグステッチで始末していただくと安心です。

これからミシンをお買いになるなら、直線縫いがスムーズに出来るミシンで、フットコントローラー(足で踏んで動かす)をお勧めします。

ドレス完成後も、ミシンは長く使っていただけます。ご自分の服や、布小物を作ったり、将来のお子さんの子供服などを考えると、ジグザグ機能も付いているほうがいいでしょう。また、機種によって、ボタンホール用の部品が別売りになっていて、後から必要になった時に買い足すことができるものがありますので、チェックしてみてください。

ミシン刺繍やステッチなどは、出来上がったドレスに刺繍したい方にはオススメですが、本体の縫製はほとんど直線のみ、直線が一番大事ですので、必要不可欠な機能では無いです。

縫いたいドレス・デザインとご予算に応じてお選びいただくと良いでしょう。

ぜひ、ミシンが試し縫いできるお店に行って、試し縫いさせてもらってください。また、購入なさったら、台ふきなどでもいいので、どんどん縫って、ドレスを縫う前に、そのミシンのクセなどを把握しておきましょう。


コンシールファスナー用アタッチメント

コンシールファスナー用アタッチメント

フォーマルドレスには、通常、コンシールファスナーをつけます。コンシールファスナーは閉めると、縫い目に隠れて、見えなくなり、単なる縫い合わせのように見えます。ミシンステッチも表に出ないので、ウェディングドレスにもピッタリです。

ミシンの普通の押え金ではムシに押されてずれていってしまい、とても縫いにくいので、専用の「コンシールファスナー押え」を使うといいでしょう。ミシン本体とは別売り(1000円前後)の場合が多いです。

または、「片押え」でもコンシールは縫えます。手直しの時には、手縫い(返し縫い)してもいいでしょう。ミシン用の押え金を一度ご確認ください。


針

太さや長さなど、とても種類が多いので迷ってしまいますね。最初は、縫い針セットがおすすめです。いろいろ使ってみて、一番使いやすい長さの針を買い足すといいと思います。

ドレスを縫うには、比較的細い針の方が適しています。しつけをかけてミシンで縫ったら、しつけ糸をほどきますが、しつけの針が太いと、針穴が目だったりする場合があります。特に、オーガンジーは細い針のほうがベターです。


まち針

まち針

シルクピンと呼ばれる、細くて、頭の部分がアイロンの温度にも耐えられるものがおすすめです。針の頭に、平たいプラスチックのものもありますが、アイロンで溶けてしまうので、避けましょう。

スカートもかなり長いですので、数がたくさんあると便利ですね。


ピンクッション

ピンクッション

腕に付けられるものがとっても便利です。仮縫いの時や、ミシン縫いの時、待ち針を抜いたらすぐピンクッションに刺して落とさないようにできます。

針も迷子にならないし、ピンクッションを取りに戻ったりもないので、効率的です。

私の通った洋裁教室では腕につけるタイプが必須で、はじめはなんとなくつけるのが照れくさかったのですが、この便利さに目覚めてからは手放せなくなりました。


指ぬき

指ぬき

学校のお裁縫セットに入っているように、慣れるととても便利です。

画像にもありますが、金属のもの、革のもの、指サックのような形のものなど、様々な素材・デザインのものがあります。

利き手の中指にはめ、縫った針のおしりを押すように使います。最初は、はめておくだけでいいでしょう。そのうち、使うタイミング等がわかって、しつけで縫うときなど、スピードが上がります。

金属は針を押すときに滑るのに注意しましょう。革のものは、布が硬くてなかなか針が通らない時、グイグイ押していたら中まで針が通ってしまったことがあります。どちらも一長一短があるので、お好みでどうぞ。


糸

キットにはシャッペスパンの60番の普通の糸をおつけしています。カラードレスの場合もついていますのでご利用ください。

シフォンなどうすい生地を縫うときは90番の細い糸、飾りっぽくステッチにしたいなら30番くらいの太い糸、というふうに使い分けます。

基本は、縫う生地と同色を使いますが、カラードレスを縫うときなど、色味があっているか微妙な場合は、糸見本を生地の上に乗せて、一番目立たない糸を選ぶとよいでしょう。

手芸店には糸の色見本があるので、糸巻きで見るより、見本の1本を乗せてみるほうが、より近い色の糸を選ぶことができます。糸を買いに行く時は、必ず縫う生地の端切れを忘れずに持って行ってくださいね。


しつけ糸

しつけ糸

白は「しろも」、色の付いているものは「いろも」と呼んでいます。手で引っ張るとすぐ切れるので、仮縫いに使います。

ウエディングドレスは基本的に白なので、ピンクや水色のいろもを使うと、縫う時に見やすく縫いやすいです。

糸巻きに巻いてあるものも多いですが、細くねじってある場合は、ねじりを解いたら、2,3箇所を縛って、片側をはさみで切ります。

切らなかった方から、1本ずつ引きぬいて使います。こうすると、からまってしまうこともなく、最後まで気持よく使えます。


糸切りばさみ

糸切りばさみ

握り鋏、小鋏ともいいます。刃の先端までよく切れるものがベストです。

    

普通のハサミと同じ形のものでもOK。ご自分で使いやすいはさみをご用意ください。


裁ちばさみ

裁ちばさみ

よく切れるものが一番です。ステンレス製のもののほうが、さびたりしにくく、切れ味が長続きするそうです。

また、裁ちばさみは布専用にしましょう。とても繊細なものなので、紙を切ると布が切れなくなってしまいます。これは、糸切りばさみも一緒です。

鋏の先端はとがっていますので、鋏を入れておくカバーがあるとよりいいですね。


リッパー

リッパー

ミシン目を解くのにとっても便利です。また、しつけ糸を取るのにも、先の尖った部分を使って引っ張り出したり、ボタンホールを開けるときなどに使います。

先端がとがっているので、刺さないように気をつけましょう。持ち手の部分が取り外せて、金属部分のカバーになるものがおススメです。


ものさし

ものさし

1mのものと、短いものと2本あると便利です。製図も本格的になさりたい方は、直角と内側がカーブになっている洋裁用のものさしを準備しましょう。

ものさしと文房具の定規の違いもあります。文房具だと、端から5mmくらい開けてメモリが入っていますが、ものさしは端から端までが使えます。例えば床から何センチ上、という位置を測りたい時、定規の先端からメモリが入っている方が便利ですので、定規とものさしを上手に使い分けるといいでしょう。


アイロン

アイロン

ある程度重さがあるほうが、シワを伸ばしたりする時に便利です。

コードレスとコードありのアイロンがあります。コードレスは自由な角度で使えて便利ですが、温度が低くなると充電スタンドに戻さないといけません。コードありのアイロンはコードが邪魔になりますが、温度が下がることはないので、使い続けられるという利点があります。

ウエディングドレス作りでは、スチームは厳禁ですが、普段使いにスチームもできるアイロンがいいでしょう。


アイロン台

アイロン台

板状のものや、人型のものなど、色々な形があります。机に置いて使うもの、アイロン台に足がついていて自立するもの、使いかたや収納を考えて選びましょう。小さい方がいいように思いますが、机を空けなければいけないですし、足つきのものは折りたたんで隙間に入れることができたりします。

アイロンをかける位置が平で、面積が広いほうが便利です。低めの高さだと、腰がつらくなったりしますので、ちょうどいい高さになるよう工夫されるといいと思います。


まんじゅう(プレスボール)

まんじゅう

大きい大福というか、おまんじゅうの形で、立体的にアイロンをかけたい時に使います。袖に使う、「袖まんじゅう」も意外と便利ですのでお勧めです。

ドレス作りでは、身頃の立体感を出す時に使いますが、お手持ちのタオルをきつく縛って丸く硬くして代用もできます。